清潔感のあるすっきりカーテンボックス
こだわりのひとつは、カーテンボックスです。
以前も書きましたが、私は強いアレルギーがあり、ほこりに影響されてしまうのです。
ですので、とにかくほこりが溜まりにくい家にしたいとお願いしていました。
カーテンレールがあると、その上にほこりがたまりやすくなります。
そこで、設計士さんから「カーテンボックスにしてはどうですか」と提案をいただき、採用することにしました。
カーテンレールが見えず、全体に統一感が生まれ、空間がすっきりとした印象になります。
コストはかかりますが、何といっても掃除が楽です!
こうした細かな部分への工夫が、暮らしやすさにつながっていると感じています。
雪のように白い壁紙
クロスについても、こだわりがあります。
当初、設計士さんが提案してくださったクロスはオフホワイトで、少しクリームがかっていて真っ白ではありませんでした。
薄暗い印象でガッカリしました。
理由を伺うと、「汚れが目立たないように」ということでした。
しかし、私たちはタバコも吸わず、来客時も完全禁煙でお願いしていますので、雪のような純粋なホワイトのクロスでも問題ないと思っていたので依頼しました。
このクロスのおかげで、本当に明るい部屋になりました。
家に入ってきた人は、みんな「わぁ!」と声を上げます。
太陽の光をたっぷり取り込んで、さらに明るさが増すのです。
当時は、雪のように純白の壁紙を選ぶ人がほとんどいなかったため、施工後に見学に来られたご家族もいらっしゃいました。
さらに、汚れが付いても簡単に落とせる、ワンランク上の素材にグレードアップしました。
クロス自体のコストは上がりましたが、この選択をして本当に良かったと思っています。
例えばヘアカラーで黒っぽい汚れがついても、アルコールでさっと拭けばすぐに元の白さに戻ります。
この安心感が、家の心地よさにつながっています。
輝くフローリング
そして、床材にも工夫をしました。
わが家ではダイヤモンドコーティングを施した床材を選びました。
傷がつきにくく、掃除がしやすいことが魅力です。
床のフローリングは、明るめの色と模様を選び、板の幅も広めにしました。
板幅が広いことで、床に走る線が少なくなり、空間がよりすっきりと見えると考えたからです。
実際に仕上がってみると、部屋が広々とした印象になり、狙い通りの効果を感じています。
無垢材を選ばれる方も多いかもしれませんが、当時の私の認識では、無垢材は板と板の継ぎ目に汚れがたまりやすく、液体をこぼした際に隙間に入り込んでしまうという話を聞いたことがあり、それが気になっていました。
私はあまり掃除に時間をかけたくなかったので、床が簡単に掃除できることを重視しました。
扱いやすく美しい床材を採用しました。
実際にキャスター付きの椅子を使ったり、椅子を引きずっても、床に跡が残ることはありません。
ただ、物をうっかり上から落としてしまった場合には、点のように小さな傷がいくつかついてしまっています。
それでも、線のように長い傷ではなく目立たないので、良かったと思っています。
日々の暮らしの中で、床材の性能が生活のしやすさを支えてくれていることを改めて実感しています。
快適な床暖房
さらに、床暖房も取り入れています。
わが家では、1階全面に床暖房が入っており、リビング、ダイニング、キッチン、レッスン室、そして私の部屋まで暖かさが行き渡ります。
寒い季節でも、床からじんわりと優しい暖かさを感じられるのは本当に快適です。
見た目の美しさだけでなく、機能面でも暮らしやすさを大切にした設計になっています。
まだまだこだわっていますよ!
コメント
コメントを投稿