いよいよ、住友林業にお願いしようと決めて、申し込みのタイミングを迎えました。
このときには、申込金というものが必要になります。
確か、5万円くらいだったと思います。
この費用には、敷地の調査やプランの作成などが含まれているそうです。
設計士さんとの出会い
申し込みを済ませると、いよいよ設計士さんとの打ち合わせが始まりました。
ご紹介いただいた設計士さんは、すらっとした長身の男性で、たぶん20代後半か30代前半くらい。
爽やかで話しやすく、親しみやすい雰囲気の方で、
第一印象から「この方なら安心してお願いできそう」と感じたのをよく覚えています。
昔の凹凸のある家 VS シンプルな形
以前の家は、当時から約30年ほど前(今から約50年前!)に
大手デベロッパーによって開発・分譲された新築住宅でした。
閑静な住宅地で、建築協約が存在する地域。
家の外観は少し凹凸というのか、凝った造りで、
もしかしたらデザイン性を意識していたのかもしれません。
各部屋の日当たりを考えたのかと思いきや、実際に暮らしてみると、
日当たりの悪い部屋があったり、空間の使い方が少し非効率だったり――
「もう少しシンプルな形でもよかったのかも」と感じることもありました。
四角いショートケーキのような家に
そんな経験から、今回の家づくりでは凹凸の少ない、
すっきりとした形にしたいという気持ちが自然と強くなっていました。
設計士さんとの打ち合わせの中で、
「総2階にすると構造が安定して、コストも抑えられる」という話を聞きました。最高!
私はこのシンプルな総2階の家を「四角いショートケーキのような家」と呼んでいました。
1階と2階が四角いスポンジで、
その真ん中に、苺のスライスが入っている――そんなイメージです(笑)
私たちのお城をつくる
実はこの頃、「せっかくなら自分で間取りを考えてみよう」と思い立ちました。
夫は私の好きなようにさせてくれました。懐の深い人です(笑)
(あ、最後はもちろん2人で決めてますよ!)
これまで暮らしてきた家の経験から、
「リビングはこのくらいの広さがあればいい」「こういう動線にすると便利」
といった感覚が、自然と身についていたのだと思います。
雑誌の付録ソフトで間取り作成
ちょうど家づくり関連の雑誌を読んでいたときに、付録のCD-ROMのソフトを見つけました。
アイテムを組み合わせるような感覚で、自分で間取りを作れるソフトです。
かなり簡易的ではあるけれども、大きさが分かるのでとても役立ちました。
それを使って、あれこれと試行錯誤しながら理想の形を図面に組み立ててみました。
後日、プリントアウトしたそれを営業さんにそれを見せたところ、びっくりしたように言われました。
「これ…奥様が作られたんですか!?」
私はニヤニヤしながら「はい」と返事(笑)
一方で、設計士さんは冷静に「そういうソフト、最近よくありますよね」と。
さすがプロです。
理想を追求し暮らしの工夫も
間取りを考える中で、以前の家にはなかった点も積極的に取り入れました。
たとえば…
★駐車場を2台確保 以前は駐車場が1台分しかありませんでした。
南ひな壇の家の為,一階の部屋からでも夜景が見えます。大きな出窓も設置しました。
2階からの景色も良くなり,夏はちょっとした遠くの花火が見えます。
🎆イメージ
実際にメジャーで長さを測りながら、
「ここにこんな部屋を」「このくらいあれば十分かな」など、
自分の中にある“暮らしの実感”を形にしていく作業は、とても充実した時間でした。
🌿 次はこちらです
▶ 第6話: こだわりの間取り
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